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オープンカーで行こう!

電動ソフトトップの故障を予防!

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電動ソフトトップ(以下、幌)が動かなくなってしまう原因の一つに!

油圧ポンプを動作させるためのモーターの故障があるようです。

↑全く動かない場合は、この確率が高い?!

そしてモーターが故障する原因として、水分による腐食があるみたいです。

さらに幌を外したらモーターが水浸していたなんてことも!

実際に幌を下ろして構造を確認してみないと分からない事も多いですが、DIYで簡単にできる予防策としては、幌の隙間から侵入した雨水や洗車時の水が幌の内部に溜まることなく排出されているか確認することです。

そこで愛車のBMW Z4(E85/前期型)3.0iで、排水路の状態を確認してみました。

厳密にいえば、排水路全体を確認することは出来ないので、排水口の確認になります。

排水口

サイドステップ後端の少し上あたりにあります。

そして排水口を直接確認するのは、リヤタイヤを取り外す必要があります。

次に↑画像の赤枠内のカバーを取り外します。

8mmのボルト3個(画像内2個/下部に1個)と10mmのナットを一つ取り外し、下側にある出っ張り部が差し込んであるので、引き出します。

カバーを取り外して奥を覗き込んでみると、排水口のキャップが見えます。

差し込んで有るだけなので、キャップを取り外して、排水口の中にゴミなどが無いか確認します。

↓このゴム部品内にもゴミが溜まっていないか確認して、汚れていたら清掃しておきます。

キャップと書いてしまいましたが、蓋ではなく下側は十字に切れ込みが入っていて、上から来た水が抜ける構造になっています。

このゴムパーツは、無くても良さそうですが、下側からゴミなどが浸入するのを防ぐ役割も兼ねているのかと思います。

幌の隙間から水かけ

水が入って行くと思われる隙間から少量の水を入れてみます。

先ほどのゴムパーツは元の位置に挿入して戻してあります。

少しわかりにくいかもしれませんが、排水口から水が出てきました。

排水経路の中は見れませんが、排水状態に問題ないと判断できます!

ここまでは、右リアでしたが、左側も同様にチェックしておきましょう。

左側の排水状態も問題なしでした。

この点検結果を踏まえると、排水路の詰まりによって、モーターが水没して故障するといった可能性は非常に低いと思います。

点検日

2018年5月14日

中古車 購入後

BMW Z4(E85) 前期型を中古で購入したならば、早めに点検しておくと良いでしょう。

幌(電動モーター)の修理費用は結構高いようなので!

たぶん後期型のZ4(E85)でも構造に大きな違いはないと思います。

実車を確認していないので保証は出来ませんが…。

中古で買うなら!

⇒ BMW Z4(E85) 一覧

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