意外と後方視界が良いBMW Z4(E85)ですが、カメラで見える範囲を拡大して損はありません!
この BMW Z4(E85) 3.0iでいえば、車高も低いので、マフラーと輪留めの接触を防止するためにも、車留めの位置を確認できるカメラが欲しいところです。
また、トランク後ろ側の死角をカバーするためにもカメラがあると、安全です。
ということで、バックカメラを取り付けることにしました!
バックカメラ
数あるカメラの中から、アルパイン(ALPINE)のHCE-C1000に決めました!
選択した理由としては、ハイダイナミックレンジ(HDR)技術を搭載したカメラだからです。
詳細なスペック等は、直ぐ上のリンク(アルパイン公式サイト)で見てください。
なかなか見やすそうな映像を得られるカメラではないでしょうか?
価格も1万円を少し超えるくらいで手に入ります。
取り付け作業
まずは!HCE-C1000のカメラ本体をどこに取り付けるかです。
出来るだけ高い位置に取り付けた方が、広い範囲が見えるようになると思いますが、トランク側にあるBMWのエンブレム下などに取り付けると、カッコよいテールのデザインを崩すことになります。
そうなると、取り付け位置は低くなってしまいますが、バンパー側に取り付けることになりそうです。
↑画像の赤丸あたりが、選択肢になりそうです。
どの位置が一番良いのか?
カメラの映像を比較するのがベストですが、一番左側を選択しました!
その結果、封印を取り外す羽目に(汗
本当は、ナビ男くんの「プレステ」を使って取り付けたかったのですが、カメラの角度的に無理でした(涙
1.テールランプ
後ろから見て右側のテールランプを取り外しました。
すると、バンパー側からトランクルーム内へ入っている純正の配線が見えます。
このグローメットから室内側へカメラケーブルを引き込もうと思います。
2.ナンバー灯
ナンバーの上にあるナンバー灯(左右)を取り外します。
この時、封印がある側のナンバー灯が、ナンバーと干渉してしまい外れませんでした。
その為、封印を壊してナンバープレートを取り外し、ナンバー灯を取り外しました。
カメラ本体の取り付け位置を逆に変更すれば、封印を外す必要はなかったですが、後ろから向かって左側にカメラをどうしても取り付けたかったようです。
たぶん、左端の方の死角を重視した為だと…。
3.バンパー
カメラケーブルを通す為の穴をドリルでリアバンパーに開けました。
何ミリの穴だったかは、メモし忘れたので不明ですが、ケーブル端子がギリギリ通るだけの大きさの穴を開けています。
4.HCE-C1000
カメラ本体を付属のステーと両面テープで固定しました。
5.配線引き込み
純正ハーネスを保護しているビニールテープを取り外して、既存配線に沿わせて引き込みたかったのですが、スペース的に厳しかったです。
そのためゴムチューブの一部をカットして、そこから入れました。
正確には、中継ケーブル(延長コード)の方を室内側から入れて、バンパーの裏で接続して防水処理しました。
6.配線引き回し
助手席付近まで、中継ケーブル(延長コード)を引いて行き、電源BOXと接続しました。
特別困難な個所は無く、作業はスムーズに進みました。
7.電源
接続する線は、ACCコードとアース、RACビデオ入力の3線です。
ということで、電源はヒューズボックスからエーモンのヒューズ電源を利用して取得!
ドライブレコーダーやレーダー探知機の取り付けと同時作業ですので、その辺の電源等もまとめて。
ACCコードは、ヒューズボックスの36番(Front fog lights 15A)に繋がっていると思います。
ですので、キーオフ以外ではカメラに常時電源共有している状態になります。
常にカメラ映像が映っているということです。
バックの時だけにするなら、バックランプの配線に繋ぐのが良いと思いますが、その場合はリレーを入れる必要が出てくると思います。
あとは利用するモニターの仕様によっても変わってくると思います。
今回は、コムテック(COMTEC)のZERO 802Mを利用しているので、バック信号はそちらに入れて、バック連動としています。
4インチモニターなので、もう少し大きいモニターを利用したいところですが、ダッシュボードにモニターを置くと、フロントガラスへの映り込みが酷いので…。
それでも後ろが見えているという安心感は得られます!
仮に5インチまたは、7インチ位のモニターを1万円で購入したとしても、バックカメラ取付にかかる費用は、ショートパーツを含めても2万円から3万円といったところです。
作業の難易度も、ハッチバックなどのタイプよりも低いと思います。