エアバックが開くような事故の時にはデメリットとなる可能性もありますが、修理費用を抑えるという意味から!
着座センサーエアバッグ警告灯キャンセラー(以下、キャンセラー)を取り付けることにしました。
販売者は複数あると思いますが、ヤフーオークションで一番安かった物を選びました。
出来ればカプラーオンのタイプが、作業も楽でよかったのですが、1万数千円だったので!
取り付け作業
センサーマットの接続コネクターを切り離して、車両側の配線に、購入したキャンセラーの配線(3線)を付属のエレクトリックタップで繋げます。
本当は、センサーマット側のコネクター配線を出来るだけ長くカットして、そこにエレクトリックタップで繋いで、カプラーオンとしたかったのですが、万が一にも原因が他にあった場合を考えて、車両側の配線に繋ぎました。
カプラを切り離して、シートの前方へ持ってくれば、シートを取り外さなくても十分作業が可能でした。
既存のビニールテープを剥いて、エレクトリックタップを付けるスペースを確保しました。
その際、一本新しい線が出てきましたが、特に気にしなくて大丈夫だと思います。
カプラー自体は、4線入る仕様なので、本国仕様などでは4本目を何かに使うのかも?
車両側の配線色と今回取り付けたキャンセラーおよびセンサーマット側の配線色が微妙に違ったので、接続位置を間違わないように注意しながら作業しました。
念のため導通もチェックしながら…。
リモートコントロールキー未挿入では、導通なし。
ということで、バッテリーのマイナス端子を外さないで作業を続行。
何かの時を考えれば、手抜きは禁物か?!
リモートコントロールキー挿入で、真ん中に12Vでピー音と赤点灯、白系の信号ラインは音無しでわずかに赤点灯、茶系はアース(GND)だと思いました。
※検電テスター使用。
検電テスター
一つあると便利です。
キャンセラーを接続後、リモートコントロールキーを挿入して、警告灯が消えてたか確認しました。
ついたり消えたりしていたので、問題が解消されれば、自動的に消えるかなと思っていましたが、エラーコードの除去作業も必要なようです。
ということで、「C110+ BM CODE SCANNER」をOBDに接続して、リセットしました。
SGM-SIM/SRS[Safty and Gateway Module(SIM)/Air bag]
↑これの×もしくは、Xが付いている、赤文字のところを取り除いてあげれば良さそうです。
Fauil codes is erased.と表示され、問題解決!
エアバッグ警告灯が消えました。
ただシートベルトの警告灯は、点灯したままです。
これは、助手席シートに人が乗っていない状態でも、乗っているということにキャンセラーでしている為だからです。
ですので、助手席のシートベルトをバックルに差し込むと消えます!
この部分の処理をどうするか?
個人的には、シートベルト警告灯用のキャンセラーで処理するよりは、このまの方が良いかと思います。
助手席に乗った時に、もしもシートベルトの着用を忘れて、気が付かないのは危ないので!
バックルに差し込むタイプのキャンセラーもあるようなので、その辺を活用するのもありかぁ…。
ここまで来れば、作業も残すところわずかです。
引き出していた配線を元通りに戻して、キャンセラーを助手席シートの下に固定して完了です!
BMW 正規ディーラーにてセンサーマットを交換すると、約58,000円必要だった所、このキャンセラー取り付けは…
5,110円(キャンセラー部品代+送料)+5,690円(C110+ BM CODE SCANNER+送料)の合計 10,800円でした。
C110+ BM CODE SCANNER
正規ディーラや故障診断器をもっているお店へ行って、リセット作業してもらっても良いですが…
購入しても金額差は少ないです。
今後も何かと役に立つと思うので、一つ持っていて損はないと思います!